講師紹介

代表理事 田村太郎

兵庫県伊丹市生まれ。高校卒業後、アジア、ヨーロッパ、アフリカ、南米などを旅する。在日フィリピン向けレンタルビデオ店で勤務等を経て、1995年1月阪神大震災直後に外国人被災者へ情報を提供する「外国人地震情報センター」の設立に参加。

同年10月、「多文化共生センター」への組織変更に伴い事務局長に就任、2004年3月まで同センター代表を務めた。総務省「地域における多文化共生推進研究会」構成員として、2006年3月に同省がまとめた「多文化共生推進プラン」の策定に参画するなど、外国人が直面する課題対応のための地域社会変革の取り組み作りを提案し続けている。

2011年3月東日本大震災を受けて、被災者をNPOとつないで支える合同プロジェクト(つなプロ)、スペシャルサポートネット関西の発足に関わり、それぞれ代表幹事、世話人を務める。また内閣官房企画官に就任し、被災地のニーズ把握や震災ボランティア促進のための施策立案を担当。2012年2月より復興庁上席政策調査官、2014年4月としても、引き続き東北復興に携わっている。

関西学院大非常勤講師(社会起業論)、明治大学大学院兼任講師(ソーシャルビジネス、ダイバーシティマネジメント論)

主な著書:『つないで支える』共著/2012/亜紀書房 『企業と震災』共著/2012/木楽舎 『好きなまちで仕事を創る』共著/2005/TOブックス 『多文化共生キーワード事典』共著/2004/明石書店

現在の主な役職
(特)多文化共生センター大阪 代表理事
(般財)ダイバーシティ研究所 代表理事
(特)多文化共生マネージャー全国協議会 代表理事
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 客員研究員
(特)多文化共生センター東京 理事
(特)多文化共生リソースセンター東海 理事
(公財)チャイルド・ケモ・サポート基金 理事
(特)神戸まちづくり研究所 理事
(特)プラスアーツ 理事
関西学院大非常勤講師(社会起業論)、明治大学大学院兼任講師(ソーシャルビジネス、ダイバーシティマネジメント論)
復興庁復興推進参与

理事 坪内好子

岡山県出身。岡山大学教育学部特別教科(美術・工芸)教員養成課程卒業。大阪YWCA日本語教師養成講座420時間終了。

大阪市立阿倍野中学校で14年間「帰国した子どもの教育センター校(大阪市内の小・中学校各4校に設置され、帰国間もない児童生徒に日本語・日本文化を専任教員が指導している)」を担当し、子どもたちの初期対応、日本語指導、在籍校への日本語教材や指導方法の助言、日本語指導や多文化共生学習の資料作成、研究等を行ってきた。

1998年文部省(当時)教員海外派遣でポルトガルの小・中・高校と地域の学校を視察。大阪市における多文化進路ガイダンス、センター校に関わる子どもの中・高連絡会、ワールドトーク(多文化スピーチ大会)、母語教室等の創設に関わってきた。

2003,2005,2007年にはペルーでの子どもへの支援活動にボランティアとして参加した。現在は、在職中から始めた多文化な子どもへの学習支援教室「サタデイクラス」の運営、中学校現場での支援に関わりつつ、大学や他のNPO団体と共に地域の多文化活動の企画にも加わっている。

現在の主な役職
特定非営利活動法人多文化共生センター大阪 プロジェクトリーダーサタデイクラス担当
NPO法人おおさかこども多文化センター 理事
異文化間教育学会会員
講演タイトル例および過去の講演先
「外国にルーツをもつ子どもたちの状況」「子どものための日本語支援活動について」「外国籍の子供の困り感について」等

香川県国際交流協会、和歌山市国際交流協会、大阪国際交流センター、神戸市教育委員会、松原市連続公開学習会(市教委、市外教主催)、大阪市保育所職員研修会、人権問題研修会、市町村アカデミー、大阪市つどいの広場・地域子育て支援センター職員研修、滋賀県多文化共生コーディネーター養成講座、他

Vania Fatima Miguel Araldi(ヴァニア・ファティマ・ミゲル・アラウジ)

ブラジル リオ・グランジ・ド・スル出身。1995年来日。ブラジルでは、親子のカウンセリングやポルトガル語教師として活躍する。

現在は、大阪府岸和田市に住み、中国人の夫と共に二児の母として奮闘中。

子育てをしながら、幼稚園、小学校、中学校、高校でポルトガル語による支援や学習指導も行っている。多文化共生に関する講演も多い。

現在の主な役職
(特活)多文化共生センター大阪 講師
大阪府立高校母語支援非常勤講師
講演タイトル例および過去の講演先
「多文化な子どもを一緒に育もう~ひとりひとりが自分らしく輝くために~」
「多文化共生楽習会~子育てお仕事体験談」
大阪国際交流センター、堺市、子育ていろいろ相談センター等