社会参加につながる「生活の漢字」学習支援者養成講座
社会参加につながる「生活の漢字」学習支援者養成講座
☆日程・内容
第1回 10/15(土)13:30-16:30
日本における識字問題とは?
棚田洋平 (一社)部落解放・人権研究所
日本には、文字の読み書きで困っている人たちはどれくらいいるのか? この社会で文字の読み書きができない、ということはどのようなことなのか? この講座の前提として知っておいてほしい「現実」について、識字学級や夜間中学、日本語教室の姿をとおして、参加者のみなさまとともに考えます。
第2回 10/22(土)13:30-16:30
「生活の漢字」とは?
御子神慶子 「生活の漢字」をかんがえる会
漢字を勉強したいと思って始めたのに、挫折してしまう場合も多いと聞きます。どうスタートして、どんなふうに勉強すれば学習が継続するのでしょうか。定住外国人の文字学習を「生活の漢字」という観点からとらえ、その支援のあり方やシラバスのつくりかたについて学びます。
第3回 10/29(土)13:30-16:30
学習者の声を聞く 外国人が感じる漢字学習の難しさ
・漢字教室等参加者(2~3名)
・コーディネーター
佐藤千佳 (特活)多文化共生センター大阪
実際に学習者として教室等に参加している外国人の方々から、ふだんの生活において漢字でどのようなことに困っており、学習に何を求めているのか、教室で学習してみてどうだったか、などについてお聞きします。そのうえで、どのような学習支援が必要なのかについて、参加者のみなさまと考えます。
第4回 11/5(土)13:30-16:30
「生活の漢字」学習支援の方法
新庄あいみ 「生活の漢字」をかんがえる会
在住外国人にとって、楽しくて役に立つ漢字学習支援を行うにはどうしたらいいのでしょうか?講座では「生活の漢字」学習支援の方法を学びます。そして、簡単にできる学習活動の体験や教材作成を通して「生活の漢字」学習支援方法を身につけます。
第5回 12/17(土)13:30-16:30
多文化共生と地域の未来 ※公開講座
田村太郎 (特活)多文化共生センター大阪
日本で暮らす外国人は2015年に過去最高を更新し、またその半数が永住者資格を持っています。ともに地域をつくっていく仲間としての外国人住民が直面している課題や、これからの多文化共生社会の形成に向けてどのようにアプローチしていくべきか、についてみなさまとともに考えたいと思います。
※ 講座期間中(10~11月)に、「生活の漢字」をかんがえる会が開催する漢字教室(毎週・火曜日 午後1:30~4:45)を、別途見学していただくことができます。
☆場所 大阪市立総合生涯学習センター第5研修室(第1~4回) 第1研修室(第5回)( 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階
☆対象 日本語教室などでボランティア活動をしている人・したいと思っている人
☆申込方法 申込用紙に必要事項を記入のうえ、下記宛にお送りください。
特別非営利活動法人 多文化共生センター大阪(TEL 06-6390-8201)
[メール]osaka@tabunka.jp [FAX]06-6195-8812
☆締切 2016年9月23日(金) ※ 定員20名をこえる場合は抽選します。