地域日本語教室コーディネーター養成講座(2/10、2/24、3/3、3/10)
終了しました
地域日本語教室では日本語の学習支援のみならず、教室運営という観点が欠かせません。教室内の調整や教室外との連携・協働といった役割を果たすコーディネーターの存在は重要です。
本講座の各回では、日本語教室等におけるコーディネーターの役割とその意義について、さまざまな現場でコーディネーター等の立場で活動されてきた方々から報告を受け、「教室運営」という観点から地域日本語教室のあり方について参加者どうしで議論を深めます。そのことをとおして、参加者一人ひとりがコーディネーターの役割を認識し、そのスキルを身につけることをめざします。
日時:2018年 2/10、2/24、3/3、3/10
(全4回)各回・土曜日 午後1:30〜4:30(3時間)
※ 講座期間中(2月)に、「生活の漢字」をかんがえる会が開催する漢字教室
(火曜日 午前9:45〜11:45)を、別途見学していただくことができます。
場所:大阪市立総合生涯学習センター 第5研修室
( 大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル5階 )
対象:地域の日本語教室などでコーディネーターの役割を担っている方、
または、コーディネーターをめざす方
定員:20名
参加費:無料
申込方法:必要事項(お名前、活動している教室、コーディネーター経験の有無、連絡先(E-mail))を記入のうえ、下記宛にメールにてお送りください。申込締切 2018 年1月19日(金)
[メール]kanjidaisuki2017@gmail.com
(「生活の漢字」をかんがえる会 担当:棚田)
内容:
第1回2/10(土)
「日本語教室におけるコーディネーターの役割とは?」
山野上隆史さん公益財団法人とよなか国際交流協会事務局長
地域の日本語教室におけるコーディネーターの意義や役割について、とよなか国際交流協会や文化庁での経験、他地域での例などをもとに報告していただきます。そのうえで、地域の日本語教室におけるコーディネーターのあり方について参加者どうしで考えます。
第2回2/24(土)
「日本語教室コーディネーターの仕事 〜実践報告 各地の教室の事例より」
久保美和さんNPO法人多文化センターまんまるあかし代表
鵜飼聖子さんこどもひろば事務局長
日本語教室の現場でコーディネーターに求められる仕事や力量とは何か?地域の日本語教室においてコーディネーターの役割を実際に務めている方々の報告を受けて、参加者間で議論を深めます。
第3回3/3(土)
「日本語教室間のコーディネート 〜地域日本語教室ネットワークの意義と可能性」
米勢治子さん東海日本語ネットワーク副代表
地域における日本語教室どうしのネットワークづくりの意義や可能性とは何か?東海地域における、日本語ネットワークの取組から学びます。そのうえで、それぞれの教室・地域におけるネットワークづくりのあり方について考えます。
第4回3/10(土)
「日本語学習のコーディネート 〜漢字学習支援の視点から」
「生活の漢字」をかんがえる会スタッフ&漢字教室の学習者
「生活の漢字」をかんがえる会は、外国人のための漢字学習教室を2006年度から開催しています。教室開設の経緯とその概要、そしてそこに参加する学習者の声をとおして、学習内容のコーディネートのしかたについて学び、考えます。
主催:特定非営利活動法人多文化共生センター大阪
協力:大阪市立総合生涯学習センター
平成29年度文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業
地域日本語教育実践プログラム(A)
「外国人の社会参加を目指した文字学習支援と地域への文字学習支援活動の普及」